専門誌雑感

2004年11月5日 日常
[マナバーン]

名古屋に戻ってきて3年目。
私が2年目ごろから買いつづけるようになった『JavaPress』という雑誌がある。
初期の頃はまったく分からなかったため、とりあえず内容だけでもと思い、
電車の行き返りの中で「UML」や「XML」といった標準化の時代の表現フォーマットの基礎を、
電車の中でうとうとと眠りながら読みふけっていた。
そんな私でも1年半経つうちに、
なんとなく中身が分かるようになってきているというだから、本の力というのはおもしろい。
流し読みするだけでも、時間がたつとそのときの記憶というものは役に立ったりもするもんだ。

さて、まもなく『マナバーン』というマジックの専門誌がもう一冊増えるらしい。
今までの発刊された流れから考えると、
既にカードゲーム系情報紙として方向転換をした『ぎゃざ』紙とは一線を隠した、
より専門的な内容の記事になるのではないだろうかと予想される。

かつて『マジック』に関する情報が少なかった時代。
そのころ発刊されたいた雑誌には、情報を伝えるという真摯な姿勢がそこに存在していたように思う。

もちろん、今はそのような時代とは大きく異なる。
新たにこの時期に専門誌を発刊するという意義。
最新のデッキなどの情報は、もはやネット上など別の伝達手段にかなうべくもない紙媒体の果たす最大の役割。

それは『マジック』ってこんなゲームですよ、やりませんか?
ってことじゃないだろうか?

例えば、プロ達がマジックをどんな風に教えるのか?といった記事があるのであれば、
私は喜んで毎号この雑誌を買うであろう。
流し読みしてぱっとひきつけられるようなコンテンツ、
たとえば個人的には『スターライトウィザード』が連載しているのもいいかもしれない。

少なくとも中途半端な座談会がメインで終わっているようなら、
この雑誌の将来もろくなものではあるまい。いわんや、マジック業界をや。
真摯な意思が存在するのかどうか期待しつつ、発売日を待ってみようかと思う。

そんな秋の修羅場。

参考URL マナバーン紹介ページ
http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/news/manaburn.html

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